文学少女だったお母ちゃんの懐本ブログ

ハマった小説、漫画、ゲームについて楽しく語りたいと思います♪

21冊目 【夏への扉】

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今回はロバート・A・ハインライン先生の【夏への扉】です!
調べたところ、新装版やら何やらと出版されているようですが、私が読んだのはハヤカワ文庫SFから出版されたものです。

この作品は、まさにSF!
私にとってはSFの教科書みたいな存在でした。
タイムマシンあり、冷凍睡眠あり、時間移動によって様々なことが変化する。


余談ですが、この作品を読んだ後しばらくはSF世界にハマってしまい、ニュートンやら科学の解説書(タイムマシンの作り方…等々)などを読んでましたね~(^_^;)
いや、そもそも数学や科学は苦手だったのでほとんど理解出来ませんでしたが(笑)


主人公の『ダン』は親友と会社を興すのですが、裏切られ全てを失ってしまいます。


復讐も敵わず冷凍睡眠に放り込まれ、30年後に目が覚めた『ダン』はある事実を知り…


そこから『ダン』と愛猫『ピート』の『夏への扉』を開くための奮闘が始まる…


だいぶ昔に読んだ作品なので細かい部分は覚えていませんが、爽やかな読後感だったことだけは覚えています(o^-^o)


SFの中ではかなり読みやすいほうだと思うので、興味のある方はぜひ♪


…今回短いな( ̄▽ ̄;)


いい機会なので本の失敗談でも(笑)


ずいぶん昔にナイトライダーというドラマがありました。
子供ながらに楽しかったなぁ♪(確か放送時間夜遅く、たまにしか見せて貰えなかったけど…)


すぐに放送も終了し、時がたって、高校生になった頃【クリスティーン】という小説に出会います。


ナイトライダー(意思を持った車。カッコよかった( 〃▽〃))みたいな内容だと勝手に信じて読んでいたのですが、読み進めるうちに「あれ?」(笑)


展開がどんどんホラーになっていき、それでも「いやいや、そのうちドライバーとの微笑ましい展開もあるハズ!!」と、意地になって読み終わりましたが…


ハイ。
最後までホラー小説でしたよ…
この時ばかりはあまりのマヌケさに後悔しましたね~
どうやら根に持ってるみたいで、今でもどこの書店で購入したかを覚えてます…(;TДT)


今の時代ならスマホやパソコンで簡単に内容を検索出来るので、こういうミスも無いかもしれませんが、皆さんも気をつけて下さいね(^_^;)


次回は少女漫画ネタで♪
今回もお付き合いありがとうございました゚+(人・∀・*)+。♪

20冊目 【ひぐらしのなく頃に解】

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今回はノベルゲーム【ひぐらしのなく頃に解】です!
同人ゲームから異例の拡がりを見せた作品で、漫画、アニメ、小説、実写ドラマ、パチンコやスロットなどもありました。
私のキッカケは…まぁお分かりですよね?(笑)


この作品を記事にするか、やめるか正直迷いました(^^;;
間違いなく大好きな作品なのですが、【解】を楽しむためにはそこへ至る惨劇を語らなければならなくて‥


馴染みのない方には読む順番など分かりにくいと思われるので説明を。


まず大きく分けると、いわゆる惨劇までの物語である『出題編』と惨劇を回避するために奮闘する『解答編』のふたつ。
ひぐらしのなく頃に解】というのは『解答編』ということですね!


『出題編』         『解答編』    
鬼隠し編     →     罪滅し編

綿流し編     →     目明し編

祟殺し編     →     皆殺し編    

暇潰し編     →     祭囃し編(❓) 


相関図のように書いたらこんな感じでしょうか?
祭囃し編につけた(❓)はwikiに書いてなかったので自信が無くf(^_^;)


最初『鬼隠し編』を読んだ時、そういう仕組みだと知らず…あまりの救いのなさに愕然としました。
救いを求めて『綿流し編』を読み…唖然…
どこに救いがあるの!?と『祟り殺し編』で、呆然…


そんな感じで『出題編』を読み、ようやく『解答編』へ。
でも一筋縄じゃいきません。
謎は少しずつ解き明かされるし、『出題編』での大きな惨劇は回避されながらも、やはり悲劇は起きる。


その悲劇が回避されるのが最終話の『祭囃し編』なのです。


私が好きなのは『罪滅ぼし編』『皆殺し編』『祭囃し編』ですが、だからといってこの3作品だけ読んでもきっと面白くないと思うのです(;>_<;)


何故ならば、それぞれの惨劇を知り、やりきれない思いがあるからこそ『解答編』の謎解きや惨劇回避の感動、最終話での反撃が特別なものになるから…


だからといって、『出題編』をぜひ!
とも言えないんですよ( ;∀;)
なんせ『解答編』読まないと全く救いが無い…
複雑なキモチなのです…


アプリでも購入出来るとはいえ、課金と考えるとそこまで安くはありません。
お値段的には文庫本一冊より少しお高い程度なので、ボリュームを考えたら高いわけでも無いのだけれど…


そして、小説として考えたら稚拙な部分もあり、勢いだけで書かれているような印象を受けるところもあります。
そういう意味では、ベストセラーになるような大衆向けの作品ではありません。


でも、そこがこの作品の魅力にもなっていると思います!


先ほども書きましたが、テレビアニメにもなりました。
ただ、個人的にはアニメはあまりオススメしたくありません(^_^;)
テレビアニメの枠に無理矢理詰め込んだ感満載でして…


好きなエピソードやシーンが削られまくっていて、この作品の魅力全ては伝えきれてないなぁと感じました。


もし興味を持たれた方は覚悟を持って!
また、『出題編』でギブアップしてしまった方は是非とも『解答編』まで読んで、雛見沢の物語を完結させていただきたいと思います(o^-^o)


今回はいかがでしたか?
次回は小説ネタでいってみます!

お付き合いありがとうございました゚+(人・∀・*)+。♪

19冊目 【ヤマトナデシコ七変化】

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今回は別冊フレンドで連載されていた、はやかわともこ先生の【ヤマトナデシコ七変化♡全36巻】です♪


ジャンルとしてはラブコメディなんですって!


‥ラブ‥?


と、疑問符つくように、ラブは少なめ‥ちゅーか、ラブになりそうでならない肩透かし感‥
そんな主人公の『スナコ』が最高です!(≧▽≦)


この作品は、コミックスの表紙だけで判断してほしくないなぁと思ったり‥。
私自身も表紙だけで見たら正直好きなタイプの絵では無く‥
中身を知らなければ、たぶん今でも読まずにいるかもしれません。


じゃあ何故?と言われると、義理の妹がコミックスを持ってて貸してくれたんです。
あまりの面白さに、その後すぐに中古本屋で購入しました(笑)


地味で暗くて眩しいものが苦手な『スナコ』が『イケメン達』と同居生活‥


少女漫画にはありがちな設定とも言えますが、『スナコ』のキャラが唯一無二なのです!


自分に自信が無く卑屈な発言ばかりで、ある意味ウザキャラですね。
けれど、一旦キレたら曲がったことが嫌いな喧嘩上等美女に大へんしーんo(^▽^)o


まぁ見た目喧嘩上等美女に見えようが、眩しいもの(イケメン)を見れば鼻血ブーで元どおり(笑)
『スナコ』が巻き起こす(巻き込まれる?)騒動に、思いっきり笑って元気になれました!


今まで何度か引っ越しをするたび、大量の本を処分してきたことをどこかで書いたと思います。
この作品も毎回処分の候補には入るものの‥結局は処分出来ず。


一番では無いけれど、手元に無いとなんとなく寂しい‥恋人じゃなく家族みたいな感じ(笑)


皆さんはお気に入りの漫画を読み返す時、1巻から順番に読み返しますか?
私はせっかちなので、好きなエピソードの巻を選んで読み返すことが多いのですが、「あの話は何巻だったっけ‥」とパラパラめくって探す手間が‥


一方この作品は時系列が気にならないこともあるけど、とりあえず手に取った巻を楽しめてしまうのですよo(^▽^)o


突出して素晴らしいエピソードは無いかもしれませんが、読めば単純に面白い。
私にとって、そんな存在の漫画なのです(*^-^*)


女性はもちろん男性にもオススメしたい!
ぜひぜひ『スナコ』ワールドを体験してみて下さい♪


今回はいかがでしたか?
次回は賛否ありそうなノベルゲームネタで!


今回もお付き合いありがとうございました\(^o^)/

17冊目 【押忍!闘え!応援団2】

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今回は2007年に発売された任天堂DSのリズムゲーム押忍!闘え!応援団2】です♪


ひとことにリズムゲームと言ってしまうと、なんかストーリー薄そうだなぁとか思いません?
まぁリズムゲームにストーリー求めるものでもないよねー。


と、やり始めた時は私もそう思っていたのですが‥


結論から言いますと、ストーリーに泣きました(笑)
だいぶ昔なので詳細は覚えてないけれど、泣いたことだけは覚えてます。


何も感動系のお涙ものってワケじゃ無いんです。
どちらかといえば、バカバカしい感じのギャグっぽい世界観。


でもねぇ‥ハマりました(笑)


ストーリー毎に助けを求める登場人物がいて、彼らをリズムゲームで応援するわけです。
応援に成功すれば彼らのストーリーはハッピーエンドになる、という仕組み。


リズムゲームセンスの無い私ですので、基本諦めも早いのですが、このゲームだけは何度も何度も繰り返して最終話をクリアしました。


応援って概念が、他のリズムゲームに無いストーリー性を更に強くしてたんでしょう。
ホントにホントに面白かった!!


ちなみに応援団2クリア後、応援団1をプレイしましたが、2の方が面白かったなぁと。
1もそれなりに面白かったのですけどね(^^;;


絵や世界観は好き嫌いありそうですが、個人的にはとってもオススメなゲームですよ!
古い作品なので入手困難かもですが、もし見かけることが出来たらぜひチェックしてみて下さい♪


今回はいかがでしたか?
次回はミステリー小説で!

お付き合いありがとうございました\(^o^)/

16冊目 【エンジェルハート】

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今回は前回に引き続き、北条司先生の【エンジェルハート全33巻】です♪


まず最初にお伝えしたいのは、この作品は【シティハンター】のパラレルワールド的な位置付けの作品だということ。
続編と思って読んでしまうと1巻で拒絶反応出てしまうかもしれません(^^;;


私自身、「わーい!続編だ(≧▽≦)」とワクワクしながら読み始めて数ページで茫然自失‥
その後しばらく読めませんでした(笑)


おそらく反響が凄かったんでしょうね。
コミックスのカバーにある作者からのメッセージで、しっかりパラレルワールドだということを強調して書いてありましたよ‥


私が【エンジェルハート】を知った時、すでに7巻くらいまで出てたでしょうか。
浮かれて出てる分全て購入してしまったので、読まないのも勿体ない!


とりあえず4巻くらいをパラパラとめくってみたら、「悪くないかも‥?」と(笑)


この作品の主人公は、台湾のある組織で殺し屋として育てられた『グラスハート』こと、『シャンイン』(連載開始当時14歳)という少女です。


殺し屋であることに絶望した少女のとある行動が、後に『リョウ』との出逢いへの布石に。


いろいろあって『シャンイン』は『リョウ』の娘になるのですが(自分的に衝撃だったのでボカシまくってます。そういや今年だったかドラマにもなってたので今更かな(^^;;)、そこからが『ホームドラマ漫画』【エンジェルハート】の始まりですかね♪


この記事を書くにあたって調べたところ、【シティハンター】は連載終了が4週前に通告されたらしく、書ききれなかったことも多かったようです。


それに加えて、北条先生は『ホームドラマ漫画』もお好きなジャンルのようなので、その結果として【エンジェルハート】が生まれたのかなぁと妙に納得しましたわ(・∀・)☆


ある事実は別としても、内容的には【シティハンター】より好きかもしれません。
こっちの『リョウ』は『香』への気持ちが強い‥というか、そういうエピソードが豊富なんですよね♡


‥これだから女ってヤツは‥(笑)


もちろん、『シャンイン』の人間として、またシティハンターとしての成長や、『ファルコン』と孤児の『ミキ』とのエピソードも何度も読み返しています!


シティハンター】の登場人物で登場するのは主要メンバーだけだし、【エンジェルハート】では新しく登場するキャラと新しい物語を作っていくので、途中から違和感無く読めるようになりました。


シティハンター】ほどのハードボイルド感は無くなってますので(序盤はハードボイルドです!)、どちらかと言えば女性向け?
と言っても青年漫画だし、うちの旦那様は楽しんで読んでるようなので【シティハンター】ファンの方なら楽しめるかなっ(*^-^*)


難しいのは【シティハンター】を知らない方ですよねぇ‥
エンジェルハート】を読む前に、ぜひ予備知識として【シティハンター】を(o^-')b
この作品を更に楽しめると思いますよ♪


今回はいかがでしたか?
次回はゲームネタで!

お付き合いありがとうございました\(^o^)/

18冊目 【V・I・ウォーショースキーシリーズ】

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今回は海外のミステリー小説です♪


自由になるお金の無い時代は学校の図書館や、市民図書館などでいろいろな小説を借りて読みました。
有名な赤川次郎先生の作品やコナン・ドイル先生、アガサクリスティ先生の作品などなど!
まぁ、ベタな感じで(笑)


自立してからは女性が主人公のミステリー小説を好んで読むようになりました。
特に海外のミステリー小説は主人公がカッコよく見えて憧れましたね~(〃ω〃)


今回の作品はその頃に読んでいた作品で、
ハヤカワノヴェルズ発刊
サラ・パレツキー
V・I・ウォーショースキーシリーズ】です!


現在シリーズとして17冊ほど出てるようですが、私が読んでたのは10冊くらいになるのかな?


結婚して生活が変わってからは趣味だった本屋さん巡りもやらなくなってしまい、続刊が出てることも知らなかった‥


同時期にハヤカワミステリ文庫のスー・グラフトン著【キンジー・ミルホーンシリーズ】も読んでいて、記憶の混同が間違いなくあると思われますので(カタカナ表記の名前は覚えにくい頭なの(笑))、今回は女性主人公のミステリー小説の魅力、として語らせて頂きますね!


彼女らの共通点は美しく(キンジーは自分の外見に無頓着なタイプですが)、聡明で、また銃も扱え、格闘技にも優れていること。


これだけ書くと随分なパーフェクトウーマンという感じですが、過去に離婚歴があったり、作中でも普通の人間らしく失敗したり泣いたりもします。
その人間臭さが最大の魅力なのかなぁとo(^▽^)o


日本のミステリー小説で女性主人公のシリーズものも読んだこともありますが、人間臭いところまでは共通しながらも、壁にぶつかった時彼女らの印象はかなり違うものになるのではないでしょうか。


海外ミステリーの2作品の印象を『陽』とすると、日本のもの(あくまでも私が読んだものですよ(^^;;)は『陰』でした。


これはもしかしたら翻訳、というワンクッションが客観性を持たせている可能性もあるのかなぁとも思うのですが、それとは別に日本ものの『身近』だからこそ人間臭『過ぎる』印象が、主人公の『痛み』を読者として共有し過ぎてしまうのでしょうか‥


最近は日本も外国の方が増えたとはいえ、友人関係や知り合いにいる、ということはありません。
なので私の中のイメージは洋画の中の美しくかっこいい女優さん達。


『人間臭さ』に魅力を感じてる一方で、その『現実味』の無さがあくまでもフィクションとしての安心感を与えてくれていたのかもしれませんね!


‥うーむ、よく考えるとなんてワガママで勝手な読者なんだ‥


まぁ、感じることは人それぞれ違いますし!
どう感じるかは読者の『自由』!
と、自分で自分を励ましてみる(笑)


それでも、この2作品はシリーズものとして長い間愛されている作品なので、ぜひオススメしたいと思います(*^-^*)


今回はいかがでしたか?
次回は少女漫画ネタで( ^^)/


今回もお付き合いありがとうございました\(^o^)/

15冊目 【シティハンター】

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今回はジャンプコミックスの【シティハンター全35巻】です♪


弟が週刊ジャンプを購読していた頃、これだけは必ず読んでましたね~(*'▽'*)
コミックスの他、アニメやアニメ映画、実写映画化もされました!


この作品はご存知の方かなーり多いのではないでしょうか!
大ヒット作品でしたもんねo(^▽^)o


行き詰まった時、新宿の伝言板に『XYZ』と残すと『シティハンター』が助けてくれるという都市伝説。


その『シティハンター』こと『冴羽リョウ』が幾人もの人達を救っていくハードボイルドタッチな物語。
無類の女好きなため、ほぼ依頼人は女性ばかりなのですが(笑)


最初の頃のお話は(絵も含めて)まだそこまで好みではなかったのだけど(なんとなく視覚的に画面が黒かった)、途中から見やすくなった気がしました。
どんな作家さんでもそうですが、人気のある作品は巻が進むごとに技術的な進化が見えますよね~!


『リョウ』も魅力的な主人公ですが、他にも魅力的なキャラがたくさん登場します!
中でも一番大好きなのは『槇村香』!
彼女見たさに読んでたと言っても過言ではナイ(笑)


特にシティハンターとしての『リョウ』のパートナーになってからは、恋愛漫画感覚で読んでました(〃ω〃)
コレだから女ってヤツは‥(笑)


前述したように女好きの『リョウ』です。
彼らの前に現れる美しい依頼人達にヤキモキ(≧Д≦)


でもでも、コミックス終盤には『リョウ』の気持ちがうっすら見える場面もあり、萌えポイントでしたっ♡


『リョウ』の育ての親である『海原神』との闘いは、切ないシーンが多くて素晴らしかったなぁ‥


ただ、最終話はなんとなくモヤモヤしたのを覚えています‥
いえ、あれはあれで『アリ』なのかな、とも思うのですよ?


映画などの『エンディング』として考えれば、『無音』で映像だけが流れるって珍しくはありません。
だから、否定的な気持ちは無いんですけど‥物足りなさは否めませんでした(..;)


だってさー、『海原編』でせっかく盛り上がった『リョウ』と『香』ですよ!?
二人の『その後』エピソードに期待したくもなるじゃないですか~(泣)
そこだけが個人的には残念無念な気持ちです‥


今回はいかがでしたか?
次回は珍しく漫画ネタ2連チャン!
シティハンター』の次はコレでしょ!な『アレ』でいきますよぅ♪

今回もお付き合いありがとうございました\(^o^)/