20冊目 【ひぐらしのなく頃に解】
今回はノベルゲーム【ひぐらしのなく頃に解】です!
同人ゲームから異例の拡がりを見せた作品で、漫画、アニメ、小説、実写ドラマ、パチンコやスロットなどもありました。
私のキッカケは…まぁお分かりですよね?(笑)
この作品を記事にするか、やめるか正直迷いました(^^;;
間違いなく大好きな作品なのですが、【解】を楽しむためにはそこへ至る惨劇を語らなければならなくて‥
馴染みのない方には読む順番など分かりにくいと思われるので説明を。
まず大きく分けると、いわゆる惨劇までの物語である『出題編』と惨劇を回避するために奮闘する『解答編』のふたつ。
【ひぐらしのなく頃に解】というのは『解答編』ということですね!
相関図のように書いたらこんな感じでしょうか?
祭囃し編につけた(❓)はwikiに書いてなかったので自信が無くf(^_^;)
最初『鬼隠し編』を読んだ時、そういう仕組みだと知らず…あまりの救いのなさに愕然としました。
救いを求めて『綿流し編』を読み…唖然…
どこに救いがあるの!?と『祟り殺し編』で、呆然…
そんな感じで『出題編』を読み、ようやく『解答編』へ。
でも一筋縄じゃいきません。
謎は少しずつ解き明かされるし、『出題編』での大きな惨劇は回避されながらも、やはり悲劇は起きる。
その悲劇が回避されるのが最終話の『祭囃し編』なのです。
私が好きなのは『罪滅ぼし編』『皆殺し編』『祭囃し編』ですが、だからといってこの3作品だけ読んでもきっと面白くないと思うのです(;>_<;)
何故ならば、それぞれの惨劇を知り、やりきれない思いがあるからこそ『解答編』の謎解きや惨劇回避の感動、最終話での反撃が特別なものになるから…
だからといって、『出題編』をぜひ!
とも言えないんですよ( ;∀;)
なんせ『解答編』読まないと全く救いが無い…
複雑なキモチなのです…
アプリでも購入出来るとはいえ、課金と考えるとそこまで安くはありません。
お値段的には文庫本一冊より少しお高い程度なので、ボリュームを考えたら高いわけでも無いのだけれど…
そして、小説として考えたら稚拙な部分もあり、勢いだけで書かれているような印象を受けるところもあります。
そういう意味では、ベストセラーになるような大衆向けの作品ではありません。
でも、そこがこの作品の魅力にもなっていると思います!
先ほども書きましたが、テレビアニメにもなりました。
ただ、個人的にはアニメはあまりオススメしたくありません(^_^;)
テレビアニメの枠に無理矢理詰め込んだ感満載でして…
好きなエピソードやシーンが削られまくっていて、この作品の魅力全ては伝えきれてないなぁと感じました。
もし興味を持たれた方は覚悟を持って!
また、『出題編』でギブアップしてしまった方は是非とも『解答編』まで読んで、雛見沢の物語を完結させていただきたいと思います(o^-^o)
今回はいかがでしたか?
次回は小説ネタでいってみます!
お付き合いありがとうございました゚+(人・∀・*)+。♪