文学少女だったお母ちゃんの懐本ブログ

ハマった小説、漫画、ゲームについて楽しく語りたいと思います♪

10冊目 【うしおととら】

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まず、うしとらファンの方ごめんなさい(泣)
イメージに合ったイラストが見つからず、迷走の挙げ句可愛い虎(一応攻撃してる)になってしまった‥


気を取り直して!
今回は週刊少年サンデーで連載されていた、藤田和日郎先生の【うしおととら】です♪


全33巻、外伝1巻が発売されており、さらには文庫版、ワイド版があるようです。
昔はOVA、また昨年からテレビアニメとして放映されていました。


OVA見た時は、なんかやたら中途半端な印象でガッカリだったんですけど、去年完結まで改めてテレビアニメになると知って興奮!


技術的な発展もあるんでしょうね。
とにかくクオリティ高かった!


余談になりますが、人気漫画を連載中にアニメ化するのはやめて欲しい‥
結局中途半端な部分でアニメは終わってしまうんですよね‥


大好きな作品であればあるほど、アニメ化するなら最終回まで放映して欲しいなぁと思いませんか?
だから今回のようなパターンは、いちファンとして本当に感激‥(;_;)


お話は、男子中学生の『蒼月潮(あおつきうしお)』が自宅(お寺)の蔵で、槍に張り付けにされた妖怪(後に潮がとらと命名)と出会うことから始まります。


死んだとされていた母親の謎を知るために、『獣の槍』を持ち『とら』と共に旅に出る『うしお』。


最初の頃の『とら』は、『うしお』の持つ『獣の槍』に脅された形で『うしお』を食べる機会を窺うような、殺伐とした関係でしたが、様々な人に出会い、また共に戦い続けることによって、固い絆で結ばれていきます。


そして、『獣の槍』の謎や『とら』が何故『とら』になったのか。
そこから続く『白面の者』との戦い。


とにかく熱いです!
主人公が熱いのはもちろんのこと、作家さんの熱量を凄く感じた作品でした。


『うしお』もカッコいいんですけど、『とら』がとにかく良いんです!
その妖怪である『とら』に恋する『真由子』とのエピソードはファンにはたまらない(〃ω〃)


クライマックスである『白面の者』との戦いは凄い迫力でした。
アニメ版でもかなり気合い入っていて、いやぁ泣いた泣いた(TOT)


アニメ版ってどうしても端折る部分が出ちゃいませんか?
原作知ってる身では泣けないこともあるんですが、『うしとら』は大事な部分がしっかり映像化されていて、素晴らしかったです…!!


今回調べて知ったのですが、アニメ化するにあたって全39話に入れるエピソードは原作者である藤田先生が選んだそうです。


これには納得でした!
アニメ製作側の都合による不自然さが感じられなかったのはこういうことかとo(^▽^)o


まぁ最初から一年間39話と決まっていたことも恵まれていたんでしょうね!


この作品は女性にもオススメ出来ると思います♪
きっと『とら』と『真由子』のエピソードはキュンキュン♡しますよ(笑)


もちろんアニメ版もオススメですが、入っていないエピソードも多そうなのでやはり原作推し( ^^)/


とはいえ、中古本の『うしとら』探してるけど全然見つからないんですよね(泣)
アニメならdtvでいつでも見れるんだけど、原作も大好きで‥


我慢出来ず、大好きなシーンの巻だけを電子書籍で購入するというセコい真似をしてしまいましたわ(..;)


今回はいかがでしたか?
大好きな少年漫画不動の1位!『うしおととら』!
複数の動画サイトで配信されてるようなので、ぜひチェックしてみて下さいね(o^-')b


次回は小説ネタで☆
お付き合いありがとうございました\(^o^)/